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各地の同窓会レポート

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■男3人第1回大会(02.5.5 立川)

本来、同期生で集まろう、などと言うことを開催日の2日前に掲示板に載せるものでは 無い。
しかし、そこはやはり行き当たりばったり好きの僕(伊藤大海)が主催してしまったことに不幸があったと言わざるを得ない。
第一、東京に住む同期生は大体家族のある方が多い。GWのましてや子どもの日など、そうそう突然に都合がつくものではない。

結局、当日の参加者は、僕、飯島利酒師、特攻隊長永井氏の3人となった。
当初参加予定の北海道の白虎こと中西青年は、仕事が多忙な為急遽参加できなくなった。
残念だったが、羨ましくもある…個人開業組みの人にとっては、仕事がある週がまさにGWなのだ。真夏日であろう、汗の絶えない日だった。
GW真っ最中だからか、思ったより人ごみは少ない立川の駅での待ち合わせは18時だった。

18時きっかりに携帯がなる。
特攻隊長永井氏からだった。僕は現在位置を伝えると、やがて満面の笑みで手を振る永井氏が
現れた。大学校生活時よりさらに髪が短くなって若返っている。
「立川、若い娘が一杯いるよ〜!いいよ〜!」
なんだ、だから満面の笑みなのか…。
「だって、社章つけたスーツじゃジロジロみれないじゃん?」
いえいえ、私服でもジロジロしすぎると最近じゃつかまりますゾ!

程なく、先ほど永井氏が現れた方向と反対から、これまた満面の笑みで、人ごみをづかづかきりさいて
こちらへ向かってくる人影がある。怪しいほど笑んでいる。
怪しいので、僕はあまり見ずに背を向けた。瞬間、背中に重みを感じる。
「ぬかった!こ、子泣き爺だったか!」
「ひーさしーぶりーィっ!!」
その声で、背中の子泣き爺が、飯島利酒師だと判明した。
僕が気付いてからも、彼は私の肩にぶら下がるのをやめなかった。はしゃいでいる。
おかげで、僕は椎間板ヘルニアになった。
すぐにも病院で、かつて岡本綾子が愛用したというパパイアエキスの注射をして
元のようにふっくらした椎間板に戻さねばなるまい。

かくして、3人は無事なつかしの再会を果たしたのであった。

***我々は、「玉河」という居酒屋に行った。
空いていて、すぐに入ることができた。
おねえさん、えっと、生中みっつね!
「カーンパーイ!」
(グラスを重ねる音が軽やかに響く)
ぐびぐびぐび…
ぷっはーっ!
僕と特攻隊長がグラスを置くと見合わせて、
「うまいねェ」
といった。
その横で、
…ぐびぐびぐび
まだグビグビしている人がいる。

新赴任地の姫路で10年ぶりに車に乗り始めた飯島利酒師だ。どうやら、
毎日自動車に燃料補給することに気をとられ、自分の燃料が補給できていなかったようだ。
なんとか、彼の燃料切れは回避された…というか、エンジンがかかった。
彼は1杯目の生中の次にはもう、日本酒のボトルを抱えていた。そう、ハイオク燃料だ。廃屋ではない。
純愛(米)酒?***
終講式からたったのひと月半である。
でも、大きなひと月半であったことに違いは無い。
それぞれが、それぞれの立場で新しい環境につつまれ、新しい生活に立ち向かっていた。
肩に力を入れすぎているこの時期、3人はやっと少し、肩の力が抜けたようだった。
次々と運ばれてくる串盛りや刺身をぱくつき、3人ともハイオク燃料を傾けていた。
それぞれの新しい環境

特攻隊長永井氏…審査に追われる毎日。頑張って、大学校の収穫を活かそうとしているが、
力みすぎている…

飯島利酒師…経営指導員として、後継者コースなどを担当。姫路のはずれにて居酒屋探索中。


僕…毎日休日(うそうそ)

についてひとしきりの話をした後、話題は思い出話やなつかしの人の話に移って行った。

あるものはグビグビのみ、あるものは話に夢中になり、あるものはここぞとばかりに
バクバクと栄養をつけている。そんな彼に、特攻隊長はしっかりと釘をさした。
「ま、割り勘だけどね!」

1時間後、1本目の日本酒のボトルは空となった…。*** めろんだ〜♪第2ラウンドは、飯島利酒師の知り会いの天ぷらやであった。
通が通うというこの店で、我々は選りすぐりの日本酒を何種類か飲みながら、揚げたての天ぷらに
かぶりつく。
たらの芽、フキノトウ、アスパラガス―
春の素材は、早熟すぎた今年の季節のせいか、大きく、みずみずしかった。



う〜い、いい気分♪

ここでも話題は特に代わり映えしなかったと思うが、特に憶えてもいない…
飲みすぎたわけではない。きっと、「たあいの無い」何気ない会話だったのだろう。
そんな話ができることが、きっと僕らの幸せなんだろうと感じた。
***18時に始まった飲み会は、22時にお開きとなった。
街灯に煌煌と照らし出された立川の街を、駅に向かって歩く。
昨年、色々な仲間と訪れた頃と全然変わっていない。
それでも、暖かい季節を感じさせる空気だけが、季節が一巡りしたことを表していた。

僕たちは、駅で「ごく普通に」別れた。まるで、「また明日ね」という雰囲気だった。
それぞれの日常を持ち、住んでいるところも違うが、
「それでもまあ、近いうちに会うだろう」、そんな気持ちだったに違いない。

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