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各地の同窓会レポート

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■2002.3.19、火曜日青年たちの記録
それは終講式から4日後の3月19日の火曜日だった。
私こと大海青年、佐藤浩一青年・國友青年と3人、東京駅で落ち合った。
3人とも、お仕事なし(約1名は若干意味は異なるが…)の日なのだ。

國友青年は職場復帰が待ちきれぬ様子で、スーツで来ている。
明らかなフライングだ。

まず3人は手始めにA銀行東京事務所に北谷青年を襲撃する。
ビチビチ跳ねる活ブリを投げ込んでやる、という國友青年のテロ計画は、
ブリが入手できずに頓挫した。サプライチェーンがまだ未熟だったようで、
反省しきりである。

びちびち活ブリ。國友青年のテロ計画イメージはこちら


ほどなく事務所前に到着。
浩一青年が、満面の笑みで東京事務所のインターホンを押すと
(事務所内のモニターには溢れんばかりの笑顔が映し出されたらしい)

ぴんぽ〜ん

きれいなお姉さん(トミー)と、それまでひたすら勤務報告を
ハサミでチョキチョキしていた北谷青年に中へ案内された。
北谷青年はホクホク笑顔で、出てきた。どうやらチョキチョキする時間が
彼には長すぎたらしい。

だれじゃい?

すかさず、我々(3人)は空いていた役員室を占拠した。
怯える(でも笑顔)トミーから茶のもてなしを受け、あるもの(広島人)は
役員のおっきいイスに座り込み記念撮影(しかも撮りなおしてるし…)、
あるもの(東京人)は
「役員室なのにscotti(ティッシュ)がカバーかかってないのは安っぽい」
と因縁をつけ(しかもティッシュ使ってるし)、
挙句の果てには
上司に了解を貰い北谷青年を拉致、連れ出すという暴挙ぶり。
(でも東京事務所のみんなは笑ってお見送り…)
北谷青年は嬉しそうだった。
北谷青年をタクシーに詰め込んで、向かうはサッチー公判中の東京地裁、
のそばにある、JETRO。

そこで、勤務中の中島青年と落ち合う。
中島青年が、「1Fロビーで待ってて」といっていたのもお構いなしに、
我々4人はさっさとエレベーターでジェトロのフロアに。
拉致されて喜んでいる北谷青年が、まずは、受付で中島青年を
呼び出した。受付は、職場の入り口にあり、訪問者は我々しかいなかった。
ナカジが颯爽と来る間、約5分、4人は精力的に動いた。
あっちをじろじろ、こっちをじろじろ、浩一青年からは
「受付の姉ちゃん、あの冷たい感じとやる気のなさが良い」
というせりふが、お姉ちゃんのまん前で3回ほど発せられた。
その他のメンバーは、ジェトロの購買で、
「何でルアー売ってるんだよ、しかもエビ!なに釣るの!?」
「おおっ、ドラムスティック売ってるよ!」
やんややんや、やんややんや―。

…そりゃ、ナカジも「1Fロビーで、、」と言いたくなる訳だ。ははは。

ナカジと、50期コースに通うSさん、我々で昼の食事にでる。
ジェトロ傍にあるビルのレストランでお食事を済ませた。
いろいろとコースの様子を知りたがっている、Sさんは、我々との
会食にて、楽しみと不安両方抱いたらしい。
我々のコースが過渡期で特殊だったのかもしれず、一概にはなんとも
言えなかった。

ナカジ青年とSさんを見送る。ナカジは、ロビーで別れるものと思っていたらしい。
しかし、世の中はそうそううまくはいかない。
我々4人は、ナカジと一緒にエレベーターに乗り込んだ。
「え、ど、どこ行くの?」ナカジが聞く。
4人は一瞬にして、「なにいってるんじゃ」という空気を作り出し、
「そりゃ、あちこち」
と誰ともなく言った。
頭がキレるナカジ青年は一瞬で観念した模様で、ジェトロの内部を案内してくれた。
勤務中のフロアの通路をぞろぞろ歩き、パンフレットを貰い、きょろきょろ
している4人の異邦人を、ジェトロのみんなは全くといいほど気にしなかった…。

復帰した職場で"Z"の文字が打てないウィンドウズ95マシンのみ与えられている
ナカジ青年とは夜再開することを約束し、我々は虎ノ門から皇居方面へ。
国の中枢のオフィス街で、國友青年はひたすらデジっている(デジカメを撮っている)。
途中、國友青年が東京地裁に入り、
「サッチー」の公判にまだ間に合うかを確認しに行く。
そそくさと建物に入るスーツ姿の國友青年は、検事補くらいの雰囲気があった。

裁くぞ。サッチー。

程なく出てきた彼は、他の3人が予想していたとおり、
「勝訴!」とか、「敗訴!」と紙を持って走りでてくる
振りをしながら出てきた。どうやら、今回は「敗訴」つまり、「サッチー」の
公判はもう終わっていたらしい。しかも、彼は入り口の持ち物検査に
あろう事か真っ先に持ち込み禁止のデジカメを差し出し、叱られていた。

北谷青年とも一旦別れ、再び3人となった我々は、大手町のビルの
谷間にある「将門の首塚」(怖い)を見たあと、地下鉄で九段下に。
そこで、北の丸公園の桜(六分咲き)を見たあと、「あおぞら銀行」のロビー
にてどんな銀行なのか見学。ひとりはスーツ、1人は大人びた
カジュアル、1人は若造カジュアル、といった異様な3人がイスに座って
じろじろ見回しているのは、あやしすぎる。


北の丸公園のさくら

今度は上野へ行く。浩一青年の、「横山大観」展を見たい、との
たっての願いからだ。
いざ博物館まで来てみると、火曜日、しかも15時30分なのに、
「20分待ち」との表示。3人とも一瞬あっけにとられる。
それでも、結果、待った甲斐がある展示だった。人波に押されて
ゆっくりは見られなかったが、33メートルに及ぶ巻物、
「生々流転」
にいたっては、圧巻されてしまった。
1時間30分あと、博物館を出た3人は、しばらく賞賛の声を連発していた。
それにしても、大観が25歳の時に美術学校卒業作品として描いた絵が
あったが、今の自分と同じくらいの年頃でそれをやっていたというのは
すごい。「俺も33メートルの診断報告書書かないとなあ」とにわかに
モチベーションアップ。…33メートルの報告書。何か間違ってる…。
上野の桜は5分咲きだった。國友青年は、ここでもデジりまくっていた。


上野のさくら。ナカジと自分の写真が無い(泣)

我々は、有楽町でまた2人と合流した。
ビアレストランで飲んだ後、銀座のショットバーで飲む。
相変わらず研修生活が続いているような錯覚もあったが、それくらい
話は盛り上がっていた。
帰りはというと、浩一青年が見知らぬ他人を指差して笑うは、
降りる駅で起こしてもにわかに信じてくれないわ、やんちゃな変身が
見られた(かなり酔っていたらしい)。彼は無事に家に着いたのか、
それは誰も分からない。きっと、着いたんだろう。いや、着いたと信じたい。
いっそのこと着いたと信じることにしよう。

そんなこんなで、卒業からたった4日後に、我々は感動の再会を
果たした、という一日の報告を終わる。

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